
船戸 正義 Masayoshi Funato
卒啄塾(啐啄塾) 代表
武士道禅指導(鎌倉・室町・戦国時代の武士が取り組んだ禅研修)
武士道研鑚會(ISSA) 南関東世話役 武士道研鑚會
「武士道禅で日本を世界に誇れる国に」を掲載
1993年 臨済宗と曹洞宗での修行を経て、幾度となく無我(十牛図で第五の牧牛)の境地に至る。(現在では第三の見牛あたりを悟りと認めるところもある)
しかし、その時点で「この程度の心境では世の中の役にはまだ立てない」と自覚し、さらなる究明の道を歩むことを決意。
12年探求の末、納得できる心境にたどり着き気づいたことは、日本の鎌倉時代に伝わった禅と現代の禅との違いでした。
現代の禅が悟りを求める精神を失いがちな一方で、禅が日本に伝わった鎌倉時代の武士たちは命懸けで無我の境地を目指していた事実に注目。
以来、その本質を解き明かすために、修行と研究を重ねてきました。
鎌倉武士が実践した禅の精神を徹底的に検証し、その知恵と悟りを現代に伝えるべく活動を展開中。
現代社会における禅の再定義と、その実践法を広めるため、20年間にわたり講演、研修、ワークショップなどを通じて、多くの人々に禅の本質と可能性を届けています。
いま!無我の境地に到る禅が必須
鎌倉時代に日本に伝わった禅。
中世鎌倉時代は唯一オリジナルな日本でもありました。
当時の武士たちの根底にあったのは江戸時代の儒教ではなく仏教(禅)でした。
鎌倉武士は「屈強」であり、「頑強」でいて、「慈悲の心」を備えており、後の江戸時代の武士たちの憧れでした。
実は、この時代に伝わった禅は私たちが知っている現代の禅とは大きく違います。
お釈迦様は菩提樹の下で坐禅をして大悟されて2500年以上経ちます。
戦の絶えない鎌倉時代に伝わった自力の釈迦禅は悟り(菩提・涅槃・成仏・解脱・見性、覚り、大悟・・などと呼ばれる)を目的としていました。
ただ坐禅で一時落ち着くだけではなかったということです。
禅にとって悟り(無我)は命であって、悟りを目的としない(もはや悟る方法が分からないので悟られた方もごく僅か)禅は私たちの人生に何の役にも立ちません。
今では禅が米国で研究されマインドフルネスとして登場し日本へ逆輸入され多くの企業で採用されています。
もちろん禅と目的が違いますので鎌倉時代に日本に伝わった本来の禅とは違います。
このことは1日体験セミナーを受講されるとご理解いただけるでしょう。
当サイトでは、「禅とは何か?」、「人生にどう役立つのか?」、「無我の境地とは?」、「今の苦しい状況から脱出できるのか」、「世間で言う成功者になれるのか?」、「周囲から注目される人となるのか?」、「自分の使命が分かるだろうか?」など私の体験記や受講者の体験談を交えて紹介しています。
略歴
神奈川県横浜市生まれ
1976年 株式会社ハイマックシステムズ入社(現ハイマックス)
1978年 臨済宗で初めて参禅し、禅の世界に触れる。
1983年 東京都港区にて独立系システム開発企業として株式会社シンク設立
1993年 本格的に禅修行を開始。
2004年 マインドフルネスの第一人者であるマサチューセッツ工科大学名誉教授ジョン・カバッ
ト・ジン博士のマインドフルネス(MBSR:8週間プログラム)普及を担う、NPO法人「禅
カウンセリング協会」設立 理事に就任
同年 ジョン・カバット・ジン博士の友人である早稲田大学名誉教授の春木教授に禅を、教
授からはマインドフルネスを学ぶ。
2005年 鎌倉武士が取り組んだ「武士道禅(Samurai Zen)」の指導を開始。
2015年 武士道研鑽會 南関東世話役に就任。
2022年 全国教職員有志の会「もののふの会」顧問に就任。
また40年近くのお付き合いになる武士道研究の第一人者でもある嘉村孝弁護士が顧問に
就任頂く。

