六十代・七十代からの武士道禅──死を前にしても揺るがぬ生き方

六十を越えて、腹は決まっていますか

六十を越えると、
人生の終わりが、現実のものとして近づいてきます。

体力も落ちる。
友人も減る。
出来ないことが増える。

若い頃のように、
未来が無限に広がっている感覚はありません。

だからこそ、問われます。

あなたは、腹が決まっていますか。

穏やかに終わるか、覚悟して終わるか

多くの人はこう言います。

「もう十分やった」
「このまま穏やかに過ごせればいい」

それも一つの生き方でしょう。

しかし、心の奥に
まだ消えていない火はありませんか。

本当は、

・もっと堂々と生きたかった
・もっと本気で向き合いたかった
・もっと自分に正直でいたかった

そう思ってはいませんか。

禅は老後の慰めではない

禅は、老後を穏やかにするための道ではありません。

禅は、

死を前にしても、揺るがない自分をつくる道

です。

鎌倉武士は、
いつ命を落としてもおかしくない中で禅に向き合いました。

それは、
安心するためではない。

腹を決めるためです。

いまからでも、遅くはない

六十代、七十代。

多くの人が「もう遅い」と思います。

しかし私は、はっきり言います。

遅いのではない。
本質に入れる年齢になったのです。

若い頃は、野心や欲に振り回される。

しかし今は違う。

本当に大切なものだけを選べる。

だからこそ、
今こそ禅なのです。

私は七十を越えて、今が一番幸せだ

私は七十を越えました。

しかし、断言できます。

「人生で、今が一番幸せだ」

それは成功したからではありません。

腹が据わったからです。

人の評価も、肩書きも、
もうどうでもいい。

自分に嘘をついていない。

それだけで十分なのです。

最後に問います

あなたは、

静かに老いていきますか。

それとも、

最後まで自分と真剣勝負をしますか。

武士道禅は、

若者のための理想論ではありません。

人生の終盤に差しかかった者が、

最後に本当の自分を取り戻す道

です。

死ぬときに、

「これでよかった」と言えるかどうか。

そのための禅です。

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